サマースクール講師陣


中島 一子(なかしま かずこ) 【地歌三弦・唄】 
          唯是震一と中島靖子の長女。正派邦楽会副家元(2019年3月より家元)、理事長として、初代家元の祖父に遡る音楽の伝統を伝承しています。幼少期、父から箏を、後に父と矢﨑明子師から地歌三弦を学び、また平井康三郎師に作曲を、同師と平井丈二郎師にピアノを師事。1987年より正派道場で、2004年より正派音楽院で地歌三弦を教えています。国内外での演奏と多数の録音を通じ、その美声と三弦の技により伝統音楽の素晴らしさを多くの方々に伝えています。

奥田 雅楽之一(おくだ うたのいち)【箏】
     初代家元中島雅楽之都の曾孫、中島一子の長男。1979年東京生まれ。幼少期から中学まで祖母中島靖子から箏を学ぶ。西洋音楽の作曲を学ぶために一時邦楽界を離れましたが、1985年より再び祖母に師事。2000年准師範試験に主席で合格し総裁賞を受賞。尊敬する曽祖父中島雅楽之都の名前にあやかり、雅号を雅楽之一(うたのいち)としました。 後に作曲家、演奏家の祖父唯是震一から地歌三弦および唯是震一作品、宮城道雄作品を中心に箏と三弦を師事。2011年大師範となり、自らの稽古場を開設。後進の育成の傍ら自作曲の発表も行い、多方面で活躍をしています。 

クリストファー遙盟(ようめい)・ブレイズデル【尺八】
          琴古流尺八奏者で人間国宝の山口五郎師のもと、1972年から師が逝去する1999年まで、尺八の研鑽を積む。日本音楽の研究家でもあり、1982年、東京藝術大学で民族音楽学の修士号を取得。1984年に山口師より「遙盟」の芸名を授けられました。日本人以外で師より芸名を与えられたのは二人しかおらず、遙盟はその第一号です。遙盟のレパートリーは古典様式の三曲合奏と、本曲独奏を基盤としています。一方、現代曲の正確な演奏と即興能力でも知られています。ハワイ大学マノア校、国際基督教大学(東京)、テンプル大学(日本校)、アールハム・カレッジ(インディアナ州)、チュラロンコン大学(タイ、バンコク)、テキサス A&M 大学(テキサス州、カレッジ・ステーション)、ワシントン大学(シアトル)、カレル大学(プラハ)など、多くの名だたる大学で指導、及び講義の経験を持ち、現在も世界各地で演奏活動を続けています。