サマースクール講師陣


中島 一子【地歌三弦・唄】
     唯是震一と中島靖子の長女。正派邦楽会副家元、理事長。中島一子の音楽性はその祖父にまでさかのぼります。作曲家の平井康三郎師から音楽の手ほどきを受け、同師と平井丈二郎師にピアノを師事。幼少期、父に箏の手ほどき、後に父と矢﨑明子師に地歌三弦を習いました。1987年より正派道場で、2004年より正派音楽院で地歌三弦を教えています。国内外で演奏し、伝統音楽の素晴らしさを多くの方々に伝えています。中島一子の美声と三弦の技は多くの録音でも聴くことができます。

奥田 雅楽之一【箏】
     初代家元中島雅楽之都の曾孫であり、中島一子の長男。1979年東京生まれ。幼少期から中学まで祖母中島靖子に箏を習いました。西洋音楽の作曲を学ぶために一時邦楽界を離れましたが、1985年より再び祖母に師事。2000年准師範試験に主席で合格し総裁賞を受賞。雅号を尊敬する曽祖父中島雅楽之都の名前にあやかり雅楽之一(うたのいち)としました。 後に作曲家、演奏家の祖父唯是震一に地歌三弦および唯是震一作品、宮城道雄作品を中心に箏と三弦を師事。2011年大師範となり、自らの稽古場を開設し、後進の育成をする傍ら、自作曲の発表も行い、多方面での活躍をしています。

クリストファー遙盟・ブレイズデル【尺八】
     1972年から、琴古流尺八奏者人間国宝の山口五郎師のもとで尺八と日本音楽の研究を始め、1999年に師が亡くなるまで師事。1982年、東京藝術大学で民族音楽学の修士号を取得。1984年に山口師より「遙盟」の雅号を授けられました。師が日本人以外に雅号を与えた例は二人しかおらず、遙盟はその第一号です。遙盟のレパートリーは古典的な様式の三曲合奏と、高尚な本曲独奏に深く根差しています。一方、現代曲の正確な演奏と即興能力でも知られています。現在は世界各地で演奏活動を行い、またハワイ大学マノア校、国際基督教大学(東京)、テンプル大学(日本校)、アールハム・カレッジ(インディアナ州)、チュラロンコン大学(タイ、バンコク)、テキサス A&M 大学(テキサス州、カレッジ・ステーション)、ワシントン大学(シアトル)、カレル大学(プラハ)など、多くの名だたる大学で指導、及び講義を行ってきました。